アクセル・デンゼット

Accell Densett
アクセル・デンゼット

性別 男性
年齢 17歳
身長 175cm
武器 双剣

本作の主人公。片田舎にある回顧の村ディンバラで育った若者。

経歴

ブランナイツ帝国領内の僻地に存在する回顧の村ディンバラで、父ライオスのもと、兄アレックスと共に育った。しかし、現在は5年前に起きたとある事件によって父は亡くなっている。また、兄もその事件の騒ぎで行方が分からなくなってしまったので、兄の遺体は見つかっていないが、兄も亡くなったものとして扱っている。
そのため、現在は村で一人暮らし。実は、7歳より前の記憶がぽっかりと抜けている

元々の家族構成はアクセル、の三人家族で母親はいない。かつてアクセルはその事について言及したこともあるが、父は「母親は大昔に出ていってもういない」としか話してはくれなかった。どうやら事情を知っている様子の兄もこの事について話したがらなかったので、アクセルはこれ以上の事情を知らない。

父であるライオスは元帝国軍の腕利きで高名な将であり、「銀獅子のライオス」の異名で称されていた。そのためディンバラの村人からの人望も厚く、アレックスとアクセルの二人はライオスに憧れながら育った。
兄弟はライオスから、かつて多くの戦場で名を響かせた剣術と、生活する上で重要な知恵や料理に至るまで叩き込まれている。しかし、アクセルは何でも卒なくこなすアレックスにどんな分野でも勝ち目が無く、それを日々悔しく思い、幼い頃は兄弟喧嘩が絶えなかった。

だが、その悔しさをバネに繰り返し練習をしたため、今では料理の腕も剣の腕も村一番だと評判になっている。

性格

前向き真っ直ぐな性格。大らかで大雑把、猪突猛進なタイプにも見えるが、意外と周囲の人の機微に鋭く、無意識的に相手の考えに気づくことができる。
とある事件で村を出てからは、自らが全く知らなかった【世界】というものに興味津々で、「自分がやるべきだと思うそのままに生きる」という事を第一に行動している様子。

そして、生まれてから一度もディンバラを出たことがないので、良くも悪くも世間に染まっていない
そのため、世間に慣れている仲間からは「お人好し」「考え無し」と諭されたり呆れられたりすることも多い。しかし、仲間達は、アクセルの持つその「真っ直ぐさ」を好意的に捉えている。

また、自身が関係する恋愛感情というものにかなり疎く、それなりに整った容姿から、村の女子から好意を持たれる事もままあったが、本人は全く気づかなかった。
そんな見事なまでの朴念仁ぶりに、彼と付き合いの長い女子からは、呆れられ、恋愛対象外にみなされてしまっている。
そんな中、危険を顧みず自分を助けてくれたルミナという存在に、「なんて優しい子なんだ」と今まで出会った異性に抱いた事の無い衝撃を受ける。そのため、何かとルミナに「優しい」や「綺麗」など賛辞の言葉を贈るが、アクセル本人はそれがどういった感情なのかイマイチ分かっていない様子。

戦闘面

父ライオスに叩き込まれた剣術で戦う。
ライオスは大剣、兄のアレックスは両手剣で戦い、アクセルも元は片手剣一本で戦っていたのだが、剣の稽古で一度もアレックスに勝てなかったので「一で駄目なら二でどうだ」という極めて単純、かつアホな理論で双剣使いになった。しかし、双剣になってからも結局はアレックスには一度も勝てなかった。

アクセル達は剣の構え、というか扱い方が少し変わっており、その構えは「輪転構え(りんでんがまえ)」という。これは、元々ライオスが我流で作り上げた構えであり、回転で生じる遠心力を用いて剣撃の勢いと威力を増すというものである。

その他

一人称はオレ。二人称は女性には君、男性にはお前。格上の人には貴方なども使う。

特技は剣術料理
料理は率先してやりたがるほど好き。特にじっくり手間をかけて煮込むような料理は、食べると作るの両方の面で大好き。
大好物は、筑前煮ビーフシチュー
基本的に何でも食べられるが、甘ったるいものがやや苦手。

↓作中で明らかになる設定(ネタバレ注意)
















アクセルは、7歳以前の記憶がない。
それもそのはず、記憶がないどころか、7歳以前のアクセルは存在していないのだ。

アクセルの正体は人間ではない。黒星の女神アラキナが、人間を掃討するために母星に送り込んだ「ラーヴァイル」という怪物が彼の正体である。

ラーヴァイルとは、古代レガリア語で「解放者」という意味の言葉である。
その名の通り、アラキナが対人間掃討用に作り出した存在、魔族を母星に召喚する門(ゲート)を開く能力を持つ。

今から10年前に、アラキナによって母星へと転送されたラーヴァイル(アクセル)は、本来与えられた「人間を掃討する」という使命を全うするために、門を開き、多くの魔族を呼び出す。
時を同じくして、ラーヴァイルが転送され出現した位置とほど近い場所では、ベネトラシュ戦役という戦争が起こっていた。
ラーヴァイルによって呼び出された魔族達は、「人間を掃討する」とい本能的な衝動のままに、戦地にいた兵士達を、群れを成して襲撃した。突如現れた異形の魔族に、戦況は混乱の渦へと巻き込まれる。
本戦役に参加していた帝国軍の名うての将、ライオス・デンゼットは、多くの死人が出る中、魔族達が湧いてくる方向を察知し、襲い来る魔族を切り捨てながらそちらへと向かう。

一方、門を開き、魔族を続々と呼び出していたラーヴァイルだが、動作不良が発生、門を開く能力も停止し昏倒してしまう。その「魔族を呼び出した何者か」が倒れるのを見ていたライオスが駆け寄ると、そこには、見かけはごく普通の人間の7歳ほどの男児が倒れていた。
その姿を見たライオスは、直感的に今のこの子どもに魔族を呼び出す能力は無いと理解する。そして、この子どもに自身の一人息子、アレックスの面影を見たライオスは、このともすれば人間にとっての災厄になりかねない存在を、ごく普通の人間の子どもとして育てようと決意する。

そうしてライオスに拾われ、名付けられたのが「アレックス・デンゼット」である。

  • 最終更新:2017-03-10 21:49:27

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